【B】最後のレストラン【藤栄道彦 / 全23巻完結】

全然客が来ないレストランに、信長がやってきました。
本能寺で死ぬ寸前くらいの信長さん。
料理出してあれこれ話して褒められて写真撮って刀貰いました。

次にやってきたお客さんは、ギロチン寸前のマリーアントワネットさん。
と、そんな感じで死ぬ寸前の過去の人が時々やって来ます。
彼らは何らかのお題を出します。

伝説になるような一皿、幸福を知る一皿、などなど。
それに料理人が答え、褒美の品を置いて去って行きます。
歴史が変わったりとかそーゆーのは一切無し。

登場人物の歴史的考察はほどほどな感じ。
一方で、当時の料理に関する考察とかは割としっかりなイメージ。
そんな感じで、黄金のワンパターンが続く話。

と思ったら、途中でジャンヌさんが帰らずにバイトとして残った。
他にも現代に残る人がちょこちょこ出てきたりなんだり。
人は増えるけど、話の内容は大体同じで、安定した感じの内容です。

なので後半はちょっとダレるというか飽きるというか。
二度読みたいかと言われるとちょっと微妙。

———-以下ネタバレ注意———-

最後は主人公が好美さんと結婚することになりました。
好美さんってのは7巻くらいにお見合いで出会った子。
めっちゃ遠縁だけど親戚らしい。そっからお付き合い開始した模様。

で、なんだかんだでジャンヌさんは元の時間に戻りました。
そしたら好美さんはジャンヌさんの生まれ変わりだったらしい。
記憶の封印が解除?されて、二股にならずにハッピーエンド。